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【府大コラボ】院政の地「白河」〜中世の面影を訪ねて

凡例

平安京の東に位置するこの地は、東国と京を結ぶ交通の要衝でした。平安時代末期には、入る人々に都ぶりを誇示するかのような八角九重塔や大伽藍が建てられ、白河上皇の院政の舞台となって栄華を誇ります。それらは鎌倉時代から室町時代にかけて失われましたが、よく目をこらせば、今も岡崎のあちこちに “院の御所”白河として栄えた「中世の岡崎」の面影を見いだすことができます。このコースでは、そうした中世の足跡をたどります。

 
(コース企画・撮影:京都府立大学文学部歴史学科文化遺産デザイン研修)
 
《参考文献》
『京都市内遺跡発掘調査報告平成22 度』京都市文化市民局 2011年
臼杵勲「契丹・女真との交流」『日本の対外関係3 通交・通商圏の拡大』吉川弘文館 2010年
高橋潔「法勝寺―阿弥陀堂と八角九重塔北側の調査―」『リーフレット京都 279』(財)京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2012年
冨島義幸「まぼろしの八角九重塔を復元する―法勝寺塔跡の発掘によせて―」『リーフレット京都270』(財)京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2011年
柏田有香「法勝寺八角九重塔に葺かれた瓦」『リーフレット京都269』(財)京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2011年
丸山義弘「岡崎・六勝寺を歩く」」『リーフレット京都142』(財)京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2000年
竹内理三『律令制と貴族政権 第Ⅱ部』御茶の水書房 1958年
丸川義広「岡崎・六勝寺を歩く」『リーフレット京都142』(財)京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2000年
 

 

観覧車(京都市動物園)

昭和31(1956)年に完成した、本州にある現役最古の観覧車(日本最古は北海道の函館公園こどものくにの観覧車)。4人乗りのゴンドラ12基、全高は12m。岡崎一帯を上から見晴らせる数少ないビュースポット。この同じ場所に平安末期に建てられた法勝寺の八角九重塔は高さ81mといいますから、この観覧車の7倍近くの高さがあったことになります。リニューアルに...

白河院址・法勝寺跡の碑と説明板

平安時代、岡崎の地は白河と呼ばれていました。この地に政治の中心を移した白河天皇は、法勝寺という大規模な寺院を建立しました。この建立の背景には国を仏教の力で治めるという鎮護国家思想があったと言われています。また、白河天皇は上皇となった後この地で国政を統べるようになりました(院政の開始)。このようにして、白河は国中の権力と財産が集まる政治の中心地へ...

円勝寺跡の碑

法勝寺の西側、現在の京都市美術館のあたりが円勝寺のあった場所です。平安時代末期、白河天皇が法勝寺を建立した後、天皇や上皇、女院といった人々が御願寺を次々と建立していきました。これら全ての寺院には「勝」という字がついていたため総称して「六勝寺(りくしょうじ)」とよばれました。円勝寺は六勝寺の中で4番目に建立された寺院です。待賢門院という女院によっ...

成勝寺跡の碑

成勝寺は、現在京都府立図書館やみやこめっせのあるあたりにあった寺院で、六勝寺の中で5番目に建立された寺院です。崇徳天皇によって1139年に造られました。崇徳天皇は鳥羽天皇と待賢門院の第一皇子として生まれました。父鳥羽天皇の死後、皇位継承をめぐり保元の乱が勃発した際には後白河天皇と対立し、白河北殿に陣を取って交戦しましたが敗北。崇徳上皇は讃岐(現...

延勝寺跡の碑と説明板

六勝寺のうち、最後に建立されたのが延勝寺です。碑と説明板は琵琶湖疏水沿いにあり、延勝寺の敷地はこのあたりから東大路のさらに西まで及んでいました。鳥羽天皇の第九皇子である近衛天皇によって1149年につくられた寺院で、延勝寺の造営を担当したのが、清盛の父である平忠盛でした。京都市勧業館みやこめっせ敷地の北西角、二条橋のたもとにも延勝寺跡の碑が建てら...

尊勝寺跡説明板

尊勝寺は六勝寺の中で2番目に建立された寺院です。白河天皇の第二皇子である堀河天皇の御願寺であり、1102年に造られました。堀河天皇は天皇在位中に崩御したため院政をおこなうことはありませんでした。敷地は現在のロームシアター京都や京都市武道センターがすっぽり入る広大さで、南は二条通から北は今の丸太町通まで達しました。...

白河南殿跡の碑と説明板

白河天皇は岡崎(当時は白河と呼ばれていた)に法勝寺を1077年に建立しました。そして、新たな政治の中心地となるべき御所、白河北殿・白河南殿を造りました(この白河南殿跡の碑と説明板が、今の夷川船溜のそばにあります)。白河上皇はこの御所で新しい政治「院政」を開始しました。院政の中心地となった岡崎や鳥羽には国中から人々や財が集まり、豪奢な建築物が次々...
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